外資系企業は、人材確保に悩んでいる

外資系企業は、実は人材確保に悩んでいる

外資系企業というと、高い年収で専門性の高い求人を出し、若手にも責任のある仕事を任せ、グローバル規模で難度の高い仕事を成功させて華々しい成果を上げていく…、のようなイメージも強いですが、実際は日本というのはアジア地域における海外支社の一つなので、外資系企業にも多くの悩みが存在します。

たとえば、2010年に実施された「対日直接投資に関する外資系企業の意識調査報告書」では、日本で事業展開する上での阻害要因の一つとして、人材確保の難しさを挙げています。

外資系企業が日本でビジネスする上での悩み

具体的にどのような人材の確保が困難かというと、技術・専門能力を有する人材(43.5%)、営業・販売能力の高い人材(42.6%)、マネジメント能力の高い人材(42.1%)が挙げられています。語学堪能人材については、28.6%となっており、日本人が不安に感じやすい語学能力よりも、技術・専門性、営業力、マネジメント能力が高く期待されていることが分かります。

また、日本人ではなく、外国人人材を確保する上での阻害要因としては、日本語コミュニケーション(50.0%)がもっとも多く挙げられており、優秀な外国人人材を日本で採用することの難しさもうかがえます。

外資系企業の人材確保に関する悩み

もともと、外資は20年ほど前までは知名度の低さや情報不足から就業を敬遠されており、大手に勤める優秀な日本人人材を確保するためには、給与を引き上げて報酬インセンティブを高めて募集するしかなかったという背景があります。

現在は、外資系企業の中にも日本に根付いて知名度を上げてきたところが多くなったものの、日本全体の労働人口から見るといまだに外資系企業の勤務者は1%しかおらず、まだまだ外資系がマイノリティであるという状況は続いています。

外国人人材は日本語コミュニケーションの問題で優秀層を確保することが難しく、優秀層を含む多くの日本人人材からは外資系であることを敬遠されて転職先の選択肢に入れてもらえないことも多いというジレンマが、高い報酬を提示してもターゲット人材に振り向いてもらうことができない外資系企業の人材確保に関する悩みへとつながっているのでしょう。

そういった人件費や採用コストについての外資系企業の悩みを理解したうえで、転職活動に望めば、面接や条件交渉時に、相手にとって魅力度の高い見せ方をすることができるようになります。

転職エージェントを利用すると、こういった面接や条件交渉のサポートを受けることができるのでおすすめです。なかでも、アデコは外資系の転職エージェントなので、外資系企業の情報も豊富です。