韓国系企業で働く・求人を探す

韓国(大韓民国)は、2012年度の世界の名目GDPランキングにおいて世界15位となっていますが、アジア圏では中国・日本・インドに次ぐ第4位となっており、アジア圏を始め国際競争力の高い企業が多数存在します。ここでは、韓国の外資系企業の特徴や業界別の動向について解説しています。

韓国の外資系企業の特徴

ここでは、韓国の外資系企業の2つの特徴について解説しています。韓国の外資系企業への転職をお考えの方であれば、最低でもおさえておくべき情報ですので必ずチェックしておきましょう。

サムスン・現代(ヒュンダイ)・LGの三大グループが多くの業界を席巻

サムスングループ・現代(ヒュンダイ)グループ・LGグループは、韓国系企業として極めて有名な企業グループであり、各グループ内の企業は韓国国内の様々な業界を席巻しており、国際競争力の高い企業も多数存在します。よって、韓国の外資系企業への転職に興味のある方であれば、まずこの3社の企業理念や業績・人事評価制度について調査することで、韓国系企業への基本的な理解を深めることが可能です。

サムスングループ(三星グループ)の主な企業

サムスン電子、サムスン電機、サムスンSDI、サムスンテックウィン、サムスン重工業、サムスンコーニング精密ガラス、サムスントタル、ルノーサムスン自動車、サムスン物産、サムスン生命保険、サムスン火災海上保険など

現代(ヒュンダイ)グループの主な企業

現代自動車、現代モービス、現代重工業、現代ロテム、現代製鉄、現代ハイスコ、現代建設、現代海上火災保険など

LGグループの主な企業

LG電子(LGエレクトロニクス)、LGディスプレイ、LG化学、LGテレコムなど

日系企業と似た企業文化を持つ

韓国系企業は日系企業と良く似た企業文化を持ち、代表的な例としては、韓国系企業は典型的なタテ社会によって成り立っているため、直属の上司との関係性が極めて重要であり、給与アップや昇進を実現するためには直属の上司からの人事評価が極めて大きな要因となることが挙げられます。また、韓国の外資系企業の日本法人には数多くの韓国人が勤務しており、韓国語をメインとして社内コミュニケーションを行うことが少なくないため、韓国語が堪能な方であればよりスピード感のあるキャリアアップを実現できる可能性が高まります。

よって、日系企業から韓国の外資系企業への転職をお考えの方であれば、さほど違和感を感じることのない労働環境を得ることができるというメリットがありますが、一方で、日系企業の文化や労働環境に不満をお持ちの方であれば、韓国系企業へ転職するメリットは少ないと言えます。

業界別に見る韓国の外資系企業

ここでは、特に転職の人気が高い4つの業界における韓国の外資系企業の動向と代表的な韓国系企業について紹介しています。韓国には特に機械・電機業界において世界をリードする大手企業が存在します。

IT・通信・インターネット業界

韓国のIT・通信・インターネット業界における著名な企業としては、Naver(旧NHN)がその代表格であり、検索エンジン事業やオンラインゲーム事業に強みを持っています。また、Naverの日本法人としては、SNSの「LINE」で有名なLINE株式会社とゲーム事業を担当するNHN PlayArt株式会社が存在し、いずれも積極的にエンジニアやプログラマの採用を行っています。

代表的な韓国系IT企業

Naver(旧NHN)、アンラボ、NeoWiz、ダウム・コミュニケーションズ

機械・電機業界

機械・電機産業は韓国国内における重要産業として位置づけられており、サムスン電子・LG電子を筆頭に、国際競争力の高い企業が多数存在します。また特に、韓国の家電・電子部品・半導体分野は有名であり、例えば、2012年度の世界の半導体メーカーの売上ランキング(※1)によれば、サムスン電子(2位)・SKハイニックス(7位)となっており、またDRAM(半導体メモリの一種)に限って言えば世界の50%以上のシェアを誇っているなど、その国際競争力の高さが伺えます。

※1:VLSI Research Inc supplied rankings for 2011を参照

代表的な韓国系機械・電機メーカー

サムスン電子、サムスン電機、サムスンSDI、サムスンテックウィン、LG電子(LGエレクトロニクス)、LGディスプレイ、SKハイニックス、パンテック&キュリテル、アイリバー

自動車業界

国際自動車工業連合会が発表した、2012年度の国別自動車生産台数ランキングによると、韓国は世界5位となっており、自動車産業が極めて活発な国であると言えます。韓国の自動車業界において圧倒的なシェアを誇る自動車メーカーは現代自動車(ヒュンダイ)であり、低~中価格帯の製品を中心に、アジア(中国・インド・日本)や北米に向けた輸出・販売を積極的に行っています。

代表的な韓国系自動車メーカー

現代自動車、起亜自動車(現代自動車グループ)、韓国GM(米ゼネラルモーターズ傘下)、ルノーサムスン自動車(仏ルノーグループ)、双竜自動車、S&Tモータース(オートバイ)、デーリムモーター(オートバイ)

食品・飲料業界

韓国を代表する食品・飲料メーカーとしては、辛ラーメンで有名な農心(ノンシム)や、JINROマッコリで有名なハイト眞露(ハイトジンロ)などが存在します。2004年頃から日本において始まった韓流ブームを境に、韓国の食品・飲料の人気は高まっており、様々な韓国系食品・飲料メーカーが日本市場に参入しています。

代表的な韓国系食品・飲料メーカー

農心(ノンシム)、ハイト眞露(ハイトジンロ)、ロッテ製菓、クラウン製菓

韓国系企業に強い転職エージェント

韓国系企業へ転職するにあたっては、求人情報はもちろんのこと、個別企業の経営スタイルや事業戦略、企業風土、人事評価制度、報酬体系など、事前の情報収集が非常に大事です。また、企業ごとの職務経歴書のポイントや面接通過のポイントなどの情報についても、事前におさえておきたいところです。一人で情報収集をするのは限界がありますので、外資系に強い下記転職エージェントを活用して情報を効率的に集めましょう。

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