国別に見た外資系企業の特徴

外資系企業への転職を検討するにあたって、高い年収やキャリアアップのスピードに着目することも重要であると言えますが、自身の志向や希望する労働環境の整った外資系企業を探すことも重要です。ここでは、国別に見た外資系企業の特徴を紹介していますので、転職活動における基本情報としてチェックしておきましょう。

アメリカの外資系企業の特徴

・成果主義が徹底されており、短期間で成果を残すことが求められる
・即戦力の人材を強く求めている
・ジェネラリストよりもスペシャリストを好む
・女性のキャリアアップを実現しやすい
・人材の流動性が極めて高い(解雇されるリスクが高い)
・外資系企業の中でもトップクラスの年収を期待することができる
・多民族文化のため人種に対する偏見が少なく、ダイバーシティ(多様性)を重んじる

ドイツの外資系企業の特徴

・本国では中小企業が全体の99%を占めており、同族経営が多い
・技術力を武器に、ニッチ領域の開拓を重視する
・中長期的な利益を重視する
・成果主義を採り、効率性も重視する
・仕事内容や役割が非常に明確である
・フラットな組織で社内の風通しが良い
・個人の自主性を重んじる
・ワークライフバランスが重視され、有給休暇や長期休暇を取得しやすい
・即戦力の人材を期待するが、人材育成も積極的に行う

フランスの外資系企業の特徴

・ジェネラリストよりもスペシャリストを好む
・女性のキャリアアップを実現しやすい
・トップダウンによる経営を行うケースが多い
・株主だけではなく、利害関係者全体の利益を尊重する
・短期的な利益ではなく、中長期的な利益を重視する
・プロセスやルールを重んじるため、業務の効率性が損なわれることがある
・ブランド戦略やマーケティング戦略に長けている
・ワークライフバランスが重視され、有給休暇や長期休暇を取得しやすい

イギリスの外資系企業の特徴

・成果主義が徹底されており、短期間で成果を残すことが求められる
・伝統や前例を重んじる
・人材の流動性が極めて高い(解雇されるリスクが高い)
・女性のキャリアアップを実現しやすい
・株主重視の経営スタイルを採る
・ワークライフバランスが重視され、有給休暇や長期休暇を取得しやすい

スイスの外資系企業

・短期的な利益だけではなく、中長期的な利益も重視する
・進出先でのローカライゼーションを促進する
・金融・時計・製薬などの分野に強みを持つ
・本国では中小企業が全体の99%を占めている
・景気変動や業績悪化による解雇リスクが低い

スペインの外資系企業

・本国では中小企業や零細企業が大半を占めており、同族経営も多い
・階級や役職が重視される
・プライベートを重視し、長期休暇を取得しやすい

北欧の外資系企業

・本国では企業に対する支援が少なく、企業の新陳代謝が高い
・内需が少ないため海外進出を積極的に行う
・専門的な技術に特化している
・フラットな組織で社内の風通しが良い
・ワークライフバランスが重視され、有給休暇や長期休暇を取得しやすい
・女性が働きやすい環境が整っている

インドの外資系企業

・国内の財閥の売上がGDPの大半を占める
・トップダウン経営が主流であり、スピードを重視する
・短期的な利益を重視し、積極的にコスト削減を行う
・仕事内容・役割・プロセスが非常に明確である
・IT・ソフトウェア開発に強みをもつ企業が多い
・本国ではエンジニアの社会的地位が高い
・人材の流動性が高い

オーストラリアの外資系企業

・ワークライフバランスが重視され、有給休暇や長期休暇を取得しやすい
・フラットな組織で社内の風通しが良い
・移民に寛容な国であり、ダイバーシティ(多様性)を重んじる
・女性のキャリアアップを目指しやすい

中国の外資系企業

・本国では政府から国有企業が厚遇され、民間企業は冷遇される
・新しいものや良いものを積極的に取り入れる
・資金力を武器に日本企業をM&Aで傘下に収めて日本市場に参入するケースが多い
・徹底した成果主義を採る
・即戦力の人材を強く求めている
・意思決定は即断即決を求められる
・中国特有の文化や商習慣に適応することを求められる

韓国の外資系企業

・トップダウン型の経営が多く、経営スピードを重視する
・年功序列のタテ社会である
・会社への帰属意識が高く、研修や福利厚生も充実している
・マーケットインの戦略を好む
・成果主義が徹底されている
・内需が限られているため、積極的に海外進出を行う
・国内10大財閥の売上がGDPの7割以上を占める

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