外資系企業で働くデメリット

外資系企業に転職するにあたって、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

給料が高い・機会が平等・自由な労働環境といった華やかなイメージの強い外資系企業ですが、一方で解雇されるリスクが高い・キャリアパスが制限されやすいといったデメリットもあります。

ここでは、外資系企業に転職する代表的なデメリットをご紹介していますので、転職活動の一つのヒントとして下さい。

外資系企業で働くデメリット

  • 本国の決定に仕事や雇用が大きく左右される
  • 本国との調整に時間がかかる
  • 会社のトップが突然変わる、企業風土なども突然変わる
  • トップダウンの傾向が強過ぎて、上司に逆らえないことも
  • 雇用が不安定、突然クビになる
  • 転職が多いため、社員の入れ替わりが激しい
  • 毎日が激務で、本国のタイムスケジュールに振り回されることも多い
  • 日系企業に比べて職場環境や福利厚生が整っていない
  • 人間関係がドライで、プライベートになると付き合いが良くない

本国の決定に仕事や雇用が大きく左右される

多くの外資系企業では、本国が大きな決定権を持っていることが多く、本国で決定されたことが日本支社にも大きな影響を与えることがあります。

遠く離れた本国で決められた経営方針や販売戦略、規模縮小、撤退判断などで日本オフィスでの仕事内容や雇用が大きく左右されることがあるのは大きなデメリットの一つです。

本国との調整に時間がかかる

現場の判断では即決できないことがあると、本国の判断を仰ぐことになりますが、ケースによっては本国の決定が遅れて機動性が失われることがあります。

また、すぐに決めたいことがあっても、上司が本国にいる場合は時差の関係で回答が遅れてしまうケースもあり、もどかしい思いを抱えることがあります。

会社のトップが突然変わる、企業風土なども突然変わる

外資系企業では、日本での成果が良くないと本国の決定で経営者が交代させられることがあります。特に、日本人社長のもとで経営されていた企業が、ある日を境に本国から送り込まれてきた経営者のもとで、企業風土も外資流にがらりと切り替わるというケースがあります。また、経営者も専門職のため社員同様に転職を繰り返しますので、経営者がある日突然変わって新しい経営方針の下で企業も大きく変わってしまうリスクがあります。

トップダウンの傾向が強過ぎて、上司に逆らえないことも

外資系企業では、部門のリーダーに人事権があることが多く、上司の機嫌を損ねると昇格ができないどころか降格や解雇になることがあります。そのため、多少理不尽だと思う場合でも、上司の言うことになかなか逆らうことができないというデメリットに頭を悩ませることがあります

雇用が不安定、突然クビになる

外資系企業では、本国・日本・部門・個人のそれぞれのレベルで業績が著しく振るわない場合、突然の解雇を言い渡されることがあります。

たとえば、リーマンショックでは、日本からの撤退を判断した会社や部門ごと取り潰してしまったケースがありましたし、人件費が高いと判断された人も解雇になることがありました。滅多なことではクビにならない日系企業に比べると、やはり雇用の不安定さが目立ちます。

転職が多いため、社員の入れ替わりが激しい

外資系企業では、転職が当たり前ということもあり、社内の人間は入れ代わり立ち代わりということになりがちです。

したがって、仲良くなって名前やプロフィールを覚えるころには、社内からいなくなってしまうというデメリットがあります。

毎日が激務で、本国のタイムスケジュールに振り回されることも多い

外資系企業では、元々の仕事量が多いことに加えて、本国とのコミュニケーションも多忙の原因の一つとなっています。

たとえば、本国の上司と会議をする場合、時差の関係で早朝や深夜に会議が開催されることがあります。会議には十分な準備をしてから臨むというのが、外資での常識になります。

これが定期的な会議である場合は、毎週の早朝や深夜にハードな電話会議をこなさねばならず、身体的・精神的なタフさが求められます。

日系企業に比べて職場環境や福利厚生が整っていない

外資系企業は個人主義をベースとしていることに加えて、組織も小規模であることが多く、どうしても職場環境や福利厚生面では日系企業に比べて見劣りすることがあります。

自分が仕事で使うものは自分で用意するという考えが主流で、多様なライフスタイルに福利厚生で応えようとするのはコストが非常に高いため、結果として職場環境や福利厚生面が整っていないという状況になってしまうのです。

人間関係がドライで、プライベートになると付き合いが良くない

外資系企業では、個人の生活や家族との時間を尊重する考えが主流なので、「仕事帰りに軽く一杯」といった職場の同僚同士でプライベートに交流する習慣は少なくなります。

あくまでビジネス上の関係という一線を引いた付き合いになるため、職場の同僚とプラベートでも仲良くしたいという人にはあまり向かない職場かもしれません。

転職で失敗しないために、事前の情報収集を

転職後に「こんなはずじゃなかった…」と言わないですむように、応募先・転職先の企業が自分にとってどのようなデメリットを抱えているかを事前に調べることをおすすめします。

友人や知人など実際に働いたことがある方に尋ねるのが一番ですが、一人の力では限界がありますので転職エージェントなどのサービスも活用すると良いでしょう。

外資系求人に強いのは下記の転職エージェント3社ですので、気になる企業の情報や希望の条件に合う企業の紹介などを訪ねてみてください。

転職後に不満を抱えないですむように、その企業で働くデメリットを見極めて、ベストな判断をしていきましょう。

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