外資系化粧品・コスメ業界の求人・年収

外資系化粧品・コスメ業界の仕事は、とりわけ女性に人気が高く、外資系企業の日本法人では最先端の化粧品やコスメの販売や商品企画・開発に従事することができます。ここでは、外資系化粧品・コスメ業界の特徴や職種、求められる人材要件について解説しています。

外資系化粧品・コスメ業界の特徴

外資系化粧品・コスメ業界には、日系企業や他の業界には無い特徴があります。転職活動にあたって重要なトピックとなりますので、特徴をしっかりと把握した上で転職活動の戦略を練りましょう。ここでは主な4つの特徴について解説しています。

高価格帯・ハイブランド志向

外資系化粧品・コスメブランドの商品は、百貨店や専門店のみで取り扱われる高価格帯・ハイブランドの「カウンセリング化粧品」であることが一般的です。よって、外資系化粧品・コスメブランドの日本法人の販促戦略としては、百貨店や専門店の売り場を如何に確保するか、また高単価の商材を購入するリピートユーザーを如何に囲い込むことができるかが極めて重要になります。加えて商品開発の観点から、日本人の肌質に合わせた商品の研究・開発や、ブランドイメージを高めるパッケージングや広告にも多くの予算を投じています。

女性の就業率が極めて高い

化粧品・コスメ業界は、ターゲットの大半が女性であることから、営業職・研究開発職を除いて、女性の就業率が極めて高い業界となっています。よって他の業界と比較すると、女性のキャリアアップや出産・育児を支援する制度が整えられていることが多いため、働きやすい環境を享受できることは転職の大きなメリットと言えます。

特定のターゲット向けに商品を多様化

近年の化粧品・コスメ業界では、「アンチエイジング化粧品」「男性化粧品」「高齢者向け化粧品」といった化粧品のシェア拡大が、重要な販売戦略の1つとなっています。特に、世界で初めて超高齢化社会に突入する日本では、老化や加齢に対する意識の高いユーザーが多数存在し購買意欲も高いことから、「アンチエイジング化粧品」や「高齢者向け化粧品」の開発・販売に注力する外資系化粧品・コスメメーカーが増加しています。

新たな販売チャネルとしてECに参入する企業が増加

上述の通り、ブランドイメージ戦略が要因となって、外資系化粧品・コスメブランドの主な販売チャネルは、百貨店や専門店に限られることが一般的であるため、販売チャネルの拡大が常に大きな課題として残されています。もちろん、大手企業であれば自社ブランド専門のロードサイド店舗などの販売チャネルを持つこともありますが、ベンチャーから中堅規模の企業にとっては難しいことであるため、投資コストの少ないECサイトに注力し、新たな販売チャネルの開拓に取り組んでいます。

外資系化粧品・コスメ業界の代表的な職種

外資系・日系を問わず、化粧品・コスメ業界には様々な職種が存在しますが、ここでは、特に外資系企業の採用ニーズの高い4つの職種と年収について解説しています。

販売スタッフ(トレーナー・ビューティーアドバイザー)

販売スタッフは、百貨店や専門店の自社ブースで顧客への商品説明や販売を担当します。また、トレーナーやビューティーアドバイザーは、顧客への販売業務に加えて、顧客や販売スタッフへの商品知識や美容技術のレクチャーを担当します。正社員として転職を希望する場合、トレーナーやビューティーアドバイザーへの転職が基本であり、一般的な販売スタッフは派遣社員として雇用することが多いと言えます。

研究・商品開発

基本的に、外資系企業の日本法人の主なミッションは、日本市場における販路拡大や販売促進ですが、化粧品・コスメ業界においては日本法人が研究・商品開発を担うことが少なくありません。外資系企業がこの体制を採る最大の理由としては、化粧品・コスメという商品の特性が大きく関わっており、日本人ユーザーの肌や習慣、また日本の法律に合った商品を開発しなければ効率的に販路を拡大することができず、最悪の場合クレームや裁判に発展するリスクを孕んでいることが挙げられます。

商品企画・マーケティング

商品企画・マーケティングの主な業務内容は、日本人向けの新製品の企画や日本人受けするパッケージデザインを手掛けることです。研究・開発職と同様に、外資系化粧品・コスメメーカーが日本人の採用を積極的に行っている職種であるため、転職活動にあたっては、日系企業での実務経験や実績が高く評価されます。

営業(販路拡大)

外資系化粧品・コスメメーカーの営業の主な業務は、百貨店や専門店へ営業活動を行い、自社製品を販売するチャネルを拡大することです。化粧品・コスメ業界に限らず、外資系企業の日本法人の最大のミッションは販路拡大ですが、特に化粧品・コスメ業界においては販路が制限されていることが多いため、営業スタッフを積極的に採用しています。

外資系化粧品・コスメ業界への転職に求められる人材要件

外資系化粧品・コスメ業界への転職において、特に求められる2つの人材要件について解説しています。転職活動を成功させるためにも、以下の要件を満たしているかチェックしてみてください。

実務経験と実績

化粧品・コスメ業界に限らず、外資系企業への転職にあたっては実務経験と実績が高く評価されます。例えば営業職への転職を希望する場合、日系もしくは外資系化粧品・コスメメーカーでの3年以上の営業実務経験を求められることが一般的です。よって、書類選考や面接への対策として、自分の実務経験や実績をアピールできるように準備をしておくことが重要となります。

英語力(TOEIC)

本社への報告業務や社内ミーティングなど、外資系企業である以上、英語力が必要となるシーンは少なくありません。よって、転職にあたってはTOEICスコアが重要な評価項目となっており、少なくとも700点以上を求められることが一般的です。

外資系化粧品・コスメ業界に強い転職エージェント

外資系化粧品・コスメ業界へ転職するにあたっては、求人情報はもちろんのこと、個別企業の経営スタイルや事業戦略、企業風土、人事評価制度、報酬体系など、事前の情報収集が非常に大事です。また、企業ごとの職務経歴書のポイントや面接通過のポイントなどの情報についても、事前におさえておきたいところです。一人で情報収集をするのは限界がありますので、外資系に強い下記転職エージェントを活用して情報を効率的に集めましょう。

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