外資系企業の事務・カスタマーサービスの求人

英語力を活かした仕事をしたいという方に、外資系企業の事務・カスタマーサービスの仕事は人気があります。理由は2点あり、1点目に、本社や外国の取引先とのやり取りにおいて英語を使う機会が多いためです。2点目に、一定の実務経験があることを求められますが、他の職種と比較した際に特定の専門性を求められるケースが少なく、転職することが比較的容易であるためです。ここでは、外資系企業の事務・カスタマーサービス系の仕事について詳しく解説します。

どのような仕事があるのか?

外資系企業の事務・カスタマーサービスの仕事は、以下の3つに大別されます。(※秘書業務に関しては別ページに記載していますので、そちらを参照してください。)

通訳業務

語学力をフルに活かせる仕事で、海外拠点とのコミュニケーション・サポートや、取引先との商談における通訳業務を行います。ビジネス・レベルの高い英語力と、基本的なビジネス・スキルが必要な業務です。

しかしながら近年では、外資系企業に勤める人材であれば、日常会話程度の英語力を身につけていることが多いため、英語の通訳専門の人材を採用するニーズは減少傾向に推移しています。一方で、英語以外の言語が必要となるビジネスを行っている場合や、支社・支店が英語圏以外にも存在するグローバル企業であれば、その言語を通訳できる人材は高く評価され、依然、高い採用ニーズがあります。

その中でも近年需要が高まっているのは中国語であり、中国を製造・生産の拠点としている外資系のメーカーは数多く存在します。また最近では中国国内の賃金が増加傾向にあることなどを理由に、中国以外のアジア圏の国に拠点をシフトし始めている外資系企業もあり、韓国語・マレーシア語・インドネシア語などを通訳できる人材の重要が高まっています。

つまり、転職後に通訳業務に従事したいとお考えの方は、英語以外にも中国語などの第2外国語を習得することで転職活動を有利に進めることができます。

貿易事務

海外の取引先からの輸入や、得意先への輸出に関する実務業務を担います。見積書や契約書を作成したり、コレポレと呼ばれる取引先とのコミュニケーションを行うなどしています。基本的なやり取りはメールや書面を通じて行われるため、英文を正しく読解する英語力が必要不可欠となります。

貿易事務の求人ニーズが高い業界としては、商社が挙げられます。激務で知られる商社ですが、貿易事務の業務としては、取引先の要望に合わせて、仕入先・数量・単価・納期を調整することが求められます。また、取引先との打ち合わせや交渉への参加とその後の議事録の作成、イレギュラーなトラブルが発生した際の取引先との電話ミーティングなど、クライアントベースの業務がメインとなるため、フレキシブルかつ迅速に対応できるだけの貿易事務の実務経験と高いマネジメント能力を求められます。

カスタマーサービス・カスタマーサポート

単なるオペレーターとしてではなく、リーダー・マネジャーとしてオペレーターをマネジメントする立場で勤務することが求められます。日本市場でのカスタマーサービスであるため、他の職種と比較すると英語を使用する機会は少ないと言えますが、一方で、実務経験があることを強く求められます。

また、消費者向けに通販を行っている企業(BtoC)がカスタマーセンターを構えることが一般的ですが、なかには企業向け(BtoB)にカスタマーセンターを構える場合もあります。消費者向けであれば、専門的な質問や悩みが寄せられることはさほどありませんが、企業向けであれば商品知識が複雑であったり、動作環境などテクニカルな質問が寄せられたりするため、カスタマーサービスに従事する場合であっても高い専門性が要求されます。

求められる経験・スキルとは?

外資系企業の事務・カスタマーサービスへの転職にあたって、どのような人材要件が設定されているのでしょうか?多くの外資系企業では以下の3つを基本要件としています。

1.英語力(TOEICスコア800点以上)

1つ目に、高い英語力が求められます。上述の通り、業務内容によって求められるレベルや利用頻度は異なりますが、英語力が高いという理由のみで内定が勝ち取れるといっても過言ではありません。客観的な基準として、TOEICスコアが800点以上あれば、転職先の選択肢を複数持った状態で転職活動を進めることが可能です。

2.実務資格

2つ目に、その業務における専門性があることを客観的に証明する資格を保有していることを求められます。例えば、貿易事務であれば「貿易実務検定」、秘書であれば「秘書検定」がその資格にあたります。求人票に明確に記載されていることも珍しくありませんので、実際の求人情報を確認すると良いでしょう。

3.外資系企業での勤務実績

3つ目に、外資系企業での勤務経験を求められます。外資系企業では即戦力の人材を強く求めるため、外資系企業特有の文化や制度、また事務・カスタマーサービス業務の流儀を分かっている人材を優先的に採用します。

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外資系企業の事務・カスタマーサービスへ転職するにあたっては、求人情報はもちろんのこと、個別企業の経営スタイルや事業戦略、企業風土、人事評価制度、報酬体系など、事前の情報収集が非常に大事です。また、企業ごとの職務経歴書のポイントや面接通過のポイントなどの情報についても、事前におさえておきたいところです。一人で情報収集をするのは限界がありますので、外資系に強い下記転職エージェントを活用して情報を効率的に集めましょう。

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