スイス系企業の年収ランキング

スイスの外資系企業は、国内のマーケット規模が限られていることから、国外のマーケットへの積極的な進出を行っており、好条件の年収や待遇で日本人の採用を行っています。ここでは、スイスの外資系企業の業界・業種別の年収について解説していますので、転職活動における基本情報としてチェックしておきましょう。

スイス系企業の年収・給与体系の特徴

ここでは、スイス系企業の年収・給与体系の特徴について解説しています。スイス系企業の具体的な年収は、業界や職種によって異なりますが、スイス系企業の年収に関する基本情報としてチェックしておきましょう。

業界・業種によって年収のレンジにばらつきがある

一人あたりの名目GDPが世界トップクラスであるスイスは、経済的に非常に豊かな国であり、外資系企業の中でも高い年収を期待することができます。しかし、業界・業種によって年収のレンジにばらつきがあることに特徴があり、例えば金融・銀行業界や製薬業界においては日系企業よりもはるかに高い年収を期待することができますが、一方で、機械・電機メーカーや食品メーカーでは日系企業よりやや高いか同等の年収となるケースが一般的となっています。よって、スイス系企業への転職においては、どの業界・業種への転職であるかが年収を決める非常に重要な要因となるため、注意が必要です。

業界・業種別のスイス系企業の年収ランキング

ここでは、スイス系企業を業界・業種毎に分類し、それぞれの具体的な年収について紹介しています。また、職種や役職によって期待できる年収は異なるため、職種・役職毎の年収について合わせて解説しています。

スイスの金融・銀行業界の年収ランキング

スイスには国際競争力の高い金融機関・銀行が存在し、日系の金融機関や銀行よりも高い年収を獲得することが可能です。ここでは、スイスの代表的な投資銀行(IB)であるクレディ・スイスをベースに、スイスの金融機関・銀行の年収について解説しています。

投資銀行(IB)の年収

スイス系投資銀行(IB)の投資銀行部門(IBD)では、実務経験年数や実績によって以下の3つの役職が用意されていることが一般的であり、それぞれの平均的な年収は異なります。また、いずれの役職においても、日系企業の年収よりも高い水準となっています。
アナリスト(新卒~3年目):700万円~900万円
アソシエイト(4年目~8年目):1,000万円~2,000万円
ヴァイスプレジデント(8年目以上):3,000万円以上

代表的なスイス系金融機関・銀行

UBS AG(ユービーエス・エイ・ジー)、クレディ・スイス、ロンバー・オディエ

スイスの製薬業界の年収ランキング

ここでは、スイスを代表する製薬メーカーであるノヴァルティス(ノバルティス・ファーマ)をベースに、MR(医療情報提供者)と研究・開発職の年収について解説しています。スイスの製薬メーカーは極めて国際競争力が高いため、成果に見合った高い年収を支払うことができる体制が整っています。

MR(医療情報提供者)の年収

一般的にMRの年収は、ベース給(基本給)とインセンティブ(賞与)で構成されており、スイス系製薬メーカーにおいてもこの給与体系となっていることが一般的です。また、スイス系製薬メーカーのMRの平均的な年収は800万円~900万円程度となっていますが、求められる成果を十分に残すことができれば、1,000万円以上の極めて高い年収を獲得できることも珍しくありません。

研究・開発職の年収

日本人向けの医薬品の研究・開発に従事する日本人の採用ニーズは高く、日系製薬メーカーの研究・開発職よりも高い年収を期待することができます。具体的な年収としては、平均700万円~900万円を獲得することが可能です。

代表的なスイス系製薬会社

ノヴァルティス(旧チバガイギー社・サンド社)、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ

スイスの機械・電機業界(時計メーカー)の年収ランキング

スイスは、世界の時計全生産高の50%以上を占める時計産業の盛んな国であり、オメガやロレックスなどの有名なスイス系時計メーカーが多数存在します。しかし、平均的な年収としては日系企業と同等かやや高い程度に留まることが一般的であるため、高い年収を期待することは難しいと言えます。

販売スタッフの年収

スイス系時計メーカーの日本法人(店舗)は、日本国内の富裕層をメインターゲットとして販路拡大・販売促進を行うことを強く求められるため、販売スタッフの採用を積極的に行っています。平均的な年収としては、300万円~400万円程度となることが多いと言えます。

店長・店舗マネジャーの年収

店長・店舗マネジャークラスへの転職であれば、販売スタッフよりも高い年収を獲得することができますが、平均400万円~500万円程度に留まることが一般的であると言えます。

代表的なスイス系時計メーカー

オメガ、ロレックス、スウォッチ、タグ・ホイヤー、シュワルツ・エチエンヌ

スイスの食品業界の年収ランキング

ここでは、スイス系食品メーカーのネスレをベースに、食品・飲料業界の代表的な職種・役職における、スイス系食品メーカーの年収について解説しています。

営業職の年収

スイスの食品メーカーの日本法人では、主に以下の2つの役職に分けて営業職の採用を積極的に行っていますが、平均的な年収は日系食品メーカーと比較してさほど変わりません。
スタッフクラス(新卒~3年目):平均400万円~500万円
マネジャークラス(3年目以上):平均600万円~800万円

代表的なスイス系食品メーカー

ネスレ

スイス系企業に強い転職エージェント

上記はスイス系企業全体の傾向ですが、個別企業によって報酬体系や人事評価などは大きく変わります。また、年収だけでなく企業風土や事業戦略、資本状況といった企業内部の情報や、企業ごとの職務経歴書のポイントや面接通過のポイントなどの情報についても、事前におさえておきたいところです。それらの情報を、以下の外資系に強い転職エージェントを活用して効率的に集めましょう。

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